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着物の豆知識

はじめての着物の購入について

はじめての着物の選び方

はじめて着物を購入する際のポイント

Point Ⅰ どの季節に着物を着るのか

きものは、春夏秋冬によって、「柄、模様」や「生地の素材」、「仕立て方」など違うものがあります。

着用する季節にあった着物を選ぶことが大切になります。特に、着物はその季節の花をモチーフにした「柄、模様」のものも多くあります。

例えば、春を代表する「桜」、「菖蒲」、「藤」。夏を代表する「紫陽花」、「鉄線」。秋は「紅葉」、冬は「寒椿」などがあります。
花をモチーフにして文様化されたものは通年着用できる柄もあります。
夏の着物生地では、「薄もの」といわれる紗、絽、羅など生地が透けてたり、生地目が粗く通気性のよい素材を使います。

着物の仕立て方も季節によって変わります。

 

季節 仕立て方
10月~5月 袷の仕立て…胴裏、八掛など裏地を付けた仕立て方
6月、9月 単衣の仕立て…裏地を付けない仕立て方
7月、8月 盛夏 単衣の仕立て…薄もの、透ける生地の着物に裏地を付けずに仕立てる

 ※表に記載の季節は、おおよその目安です。

 

Point Ⅱ どのような目的でいつ、何処に着物を着て行くのか

結婚式に出席する場合、親族なのか、主賓として招かれたか、友人なのか、などで着て行く着物の種類は変わります。

また、普段着、外出着、ショッピング、お食事会、観劇鑑賞、お茶会、パーティー、七五三、入学式などの着物を着用する目的によっても種類は変わります。

着物の種類や用途やTPOにあわせて着物を選ぶことが必要です。例えば、普段着や外出着はお洒落を楽しんで、卒業式や式典などの行事などはその場の雰囲気にあわせ、格や柄、模様を選ぶことが大切です。これを抑えておくと、いざ購入するときに、どのような着物を選んでよいか分からない場合、百貨店や呉服店の販売員に伝えるとTPOにあった着物を教えてくれます。また同様に、着物の通販で購入するときも気になる着物がありましたら、ショップに一度着る目的や用途にあうか問合せをされることをお勧めします。

未仕立ての着物を購入された場合は、仕立てをする必要があります。通常着物の仕立てには40日位期間が必要となりますので、時間のゆとりをもって準備してください。

 

Point Ⅲ どのような色や柄が好みなのか

着物は洋服と違い色合いがとても華やかなものや落ち着いた色合いのものまでありますし、柄もいろいろあり着物を初めて購入される際に、一番悩まれるところだと思います。自分の好みは、どのようなものかを頭に思い描いておくことが大切です。例えば、色目はクリーム系かブルーグレー系、パープル系から探してみよう。色のトーンは明るめで。金や銀が入った華やかな感じ。柄、模様は、季節問わず着たいので古典柄か春と秋に着ることができる植物柄にしよう。できれば刺繍が入っている物。など自分なりの好みを決めておくとお買物がスムーズにいきます。

 

Point Ⅳ 自分の寸法を理解しておく

着物は着方などである程度、寸法の融通出来ますが、自分にあった寸法の仕立てはやはり着易いく美しい着姿になります。

まず必要な寸法は、身長、バスト、ウエスト、ヒップ、裄(ゆき)の寸法が最低限必要になります。お仕立てをされる際は、着物の各分の細かな寸法は購入されたお店か和裁士が割り出してくれます。仕立て上がって納品される際に、寸法票をもらうようにしてください。次回違うお店で購入する際に、その寸法を伝えると同じ寸法でできますので安心です。仕立て上りで販売されているプレタの着物は、特に注意してください。お店で購入される際は、販売員に必ず測ってもらいましょう。また、知り合いの方からいただいたなど長襦袢だけはお持ちの場合は、購入されるお店に持っていかれると測ってくれます。裄(ゆき)寸法は、測る方の好みで調整される場合もあり、仕立て上がった際に裄寸法があわずお袖から長襦袢が出てしまうこともありますので必ず長襦袢と寸法を合わせてください。

採寸、着物の寸法の測り方の詳細はこちら

 

Point Ⅴ 着物以外の和装小物などあるか確認しておこう

着物以外に必要なものとして、帯、長襦袢、半衿、帯揚げ、帯締め、足袋、草履、バック があります。

着付けに必要な小物は、肌襦袢、裾よけ、衿芯、帯板、帯枕、腰紐、伊達締め、コーリンベルトなどがあります。

一つひとつは安価ですが、一度に重なりますと意外な出費となりますので抑えておいてください。

 

Point Ⅵ 予算を決めておく

着物の販売価格は、10万円位から100万円を超えるような着物まで価格の幅が随分とあります。きちんと予算を伝えて、無理のない範囲内でお買物をしてください。反物や仮絵羽の仕立てをしていない状態で販売されている着物が多いです。着物の表生地以外にもかかる費用がありますので、他にかかる費用がどのようなものがあるか理解しておいてください。

 

袷の着物 胴裏、八掛け(裾回し)、仕立て代、各種加工代(湯のし、紋入れ、撥水加工など)
単衣の着物 衿裏、背伏せ、仕立て代、各種加工代(湯のし、紋入れ、撥水加工など)

 

お店によって仕立て代や胴裏、八掛けなどの裏地代は多少違いますが、

例えば、予算30万円で袷の訪問着を購入予定の場合、表記価格28万円で気に入った着物がありましたが、表地以外に胴裏15,000円 八掛け15,000円 仕立て代50,000円 合計36万円になり予算を6万円オーバーすることになります。

表地代にプラスされることを頭において着物を選ぶ必要があります。お仕立てを含んだ価格表記のお店もありますので、購入前に確認することをお勧めします。

 

Point Ⅶ 購入するお店選び

はじめて着物を購入される方にとって、着物を取り扱っているお店を探して足を運ぶことは、とても勇気が必要なことです。

お知り合いで着物を着ている方がいらっしゃいましたら、相談や紹介してもらったりするのも一つの方法です。近くに着物について相談する人がいない場合は、お友達に付いてきてもらう。ネットの着物通販で購入する際は、返品可能なお店にするのも方法の一つです。安心で足を運びやすい百貨店に行ってみるなど方法は色々ですが、まず何軒か行ってみる候補のお店を決めて、気にいった着物があっても最初は購入しない方がよいかと思います。着用後のアフターメンテナンスなども任せられ、長くお付き合いできそうなお店を選ぶことが重要です。店主や店員、お店の雰囲気など自分にあったお店を選ぶようにしてください。

 

Point Ⅷ お店に行ったら

はじめて着物売り場やお店に行かれても、何処をどうのようにみればよいのか、何処に何があるかなど分からないと思いますので、店員や販売員に「どのような場所で、季節ないつ着るのか。おおよその予算はいくら位で考えているかなど伝えることが大切です。好みに合いそうな着物を選んでくれたり、知らないことを教えてくれたりしますので遠慮せずに相談した方がよいです。着物は光に弱く、日焼けしますのでディスプレイせずにしまっているものもあります。自分の好みなど伝えると出してきてくれる着物もあります。

 

Point Ⅸ 支払い方法を確認する

着物の支払い方法は様々な形態があります。通常は、購入した時にお会計をしますが、仕立ての加工をする必要がある着物は、納品時にお支払いでよい場合もあります。初めてのお買物の時は、手付けや前金が必要な場合もあります。手付け前金は、お店によって違いますが価格の半分くらい用意しておけば十分です。

 

Point Ⅹ 着物の着用後のシミ抜き、クリーニングなどのお手入れも頼めるか

正絹の着物は、非常にデリケイトな素材です。着物の生地の特性を熟知した技術者に任せることが、その着物を長く愛用する秘訣です。

クリーニングチェーン店などは専門外のお店も多いですので、着物を取り扱う専門店や悉皆屋に任せることがお勧めです。

一番の違いは、着物は洗濯機でジャブジャブ洗える素材ではありませんので、染みや部分汚れなどは特殊技術が必要になってくるからです。着物専門店などに依頼しますと、国家資格をもつ染色補正が慎重に着物をメンテナンスしてくれます。

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